人生で初めてのお菓子作り
今では、チョコレートテリーヌやチーズケーキなど手作りのお菓子を作ることがあります。
とはいえ、もともとお菓子作りが趣味だったわけではありません。
そんな僕が人生で初めて作ったお菓子は、米粉マフィンでした。
今から3年ほど前の11月。
愛する女性と一緒にパンやお菓子の材料を扱う専門店へ行きました。
その時のことは以前の記事でも書きましたが、当時の僕は店内で完全に迷子状態。
そんな中、いくつか並んでいたキットの中で、僕でもできそうだと思ったのが米粉マフィンでした。
型などを新しく用意しなくても始められそうだったことも決め手だったように思います。
手探りだった初めてのマフィン作り
初めてのお菓子作りは、想像していたよりも大変でした。
混ぜ方ひとつとっても手探り状態。
オーブンの予熱も慣れておらず、レシピを見ながら緊張していたのを覚えています。
焼いている間も、なんとなくオーブンの前から離れられず、中の様子を何度も見ていました。
焼き上がったマフィンは、もしかすると少し膨らみが足りなかったかもしれません。
粉砂糖も少しかけすぎたような気がします。
それでも、初めてにしては上出来。
不格好かもしれませんが、自分で作ったマフィンはなんだか嬉しくて、温かいうちに食べてみることにしました。
米粉ならではのこんがりした香りと食感が心地よく、
「意外と美味しい」
そう思いました。
そして、「お菓子作り、はまりそう」
そんなことを思っていました。
「美味しそうですね。あと、おしゃれです」
完成したマフィンの写真を撮って、
「材料屋さんで買った米粉マフィン作ってみたよ」
そんな一言を添えて、愛する女性に送りました。
すると、
「美味しそうですね。あと、おしゃれです。」
そんな返事が返ってきました。
その言葉が嬉しくて、
「また作ってみたいな」
そんな気持ちになったのを覚えています。
始まりの一枚
今、3年前の写真を見返してみると、
少し膨らみが足りないような気もします。
粉砂糖もかけすぎだったかもしれません。
少し恥ずかしい気持ちもあります。
それでも、食べてみると意外と美味しくて、
何より、自分で作ったことが嬉しかった。
そして今では、その写真を見るたびに思います。
今思えば、あの日の米粉マフィンが、私のお菓子作りの始まりでした。
もしあの時、
「今度のバレンタイン、手作りお菓子を交換しませんか?」
そんな言葉をかけてもらわなければ、8年前に会社でいただいたコピー機屋さんのチョコレートテリーヌを思い出すこともなかったのかもしれません。
そう考えると、人とのご縁も、おやつとのご縁も、不思議なものだなと思います。
